保持器の生産では材料を可能な限り有効活用するため、一本の材料コイルからでた抜きカスを用いて、さらに小さい径の保持器を作ります。通常はこの二つで内側保持器、外側保持器の組み合わせとなります。

材料を無駄なく使うためにジグザグ式に製品を抜く方式です。
この方法では材料であるコイルを毎回寸分の狂いもなく右、左、右、左、右・・・と動かすためとても高いレベルの制御技術が必要とされます。

  ブランク@を外側保持器のサイズに絞りA、切り離した上部で一回り小さい内側保持器を作ります。さらに内側保持器の上部の抜きカスから小径の内側保持器、外側保持器Bを作る弊社独自の手法です。1枚のブランクから4種類(親・子・孫・ひ孫)の絞り加工製品を製造することにより材料を最大限に有効活用します。
従来ワークを切り離すためにロールトリミング機を使用していましたが、これをプレスで行います。すなわちプレス機の上下運動で製品を水平に切る技術です。この金型をトランスファー型に収めると上記親・子取りや高さ指定のある製品をトランスファーで一貫して行うことができます。
複雑な割り出し機構を使いプレス機で一つづつ窓穴を抜き(黄丸)、別工程で刻印(赤丸)を打っていましたが、ワンショットで窓穴と刻印を同時に加工します。
t=1.2mm、S35Cの製品の熱処理後に1mmのスリットを6か所開けるためにこれまでスリッターで機械加工をしていました。特殊な金型を開発し、パンチが破損することなく安定してプレスでスリット加工ができるようになりました。
自動送給装置 自動送給装置 “ポカよけ” 自動コンテナ交換装置
生産効率を高めるため弊社では独自に様々な装置を開発しています。
製品を自動的に機械に送り込む自動送給装置。寸法に狂いが生じた際に製品が完成品箱に入らないようにさせる“ポカ除け”。自動的に完成品箱を交換させる自動コンテナ交換装置。これら以外にも限られた数の作業者で良品の大量生産を実現させる欠かせない技術がたくさんあります。
 

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